新しい「共創型の地域社会」をどうデザインするか。
このことをテーマにして、次のような考え方で研究しています。

人々の移動が自由になった現代では、地縁に基づく土着的な社会は消えつつあり、
代わって価値観やライフスタイルに合った地域が選ばれる時代になりつつあります。
そのため、今後、全国の地方都市では均等に人口が減るのではなく、
人々に選ばれる地域は生き残り、選ばれない地域は消滅に向かうことになります。

したがって地方都市が持続可能な存在となるためには、
単なる「地元愛」ではなく、
「この地域だからこそ実現できる生き方・価値」
これを打ち出せるかどうかが決定的な要因となります。
このような考え方です。

「この地域だからこそ実現できる生き方・価値」
それを「一人一人の内心の願い」を起点にして、対話により「創造・共創造」していく。
そのような、新しい「共創型の地域社会」をどうデザインするかを研究しています。
それは「人と社会のウェルビーイング」の探求と共創という見方もできると考えています。

「U-lab」は、新しい「共創型の地域社会」を探求・共創する研究室です。

【現在】
UWAJIMA QUEST 研究員
（その他）
宇和島プロジェクト 経営戦略室
未来のわくわく研究所　研究員

【過去】
宇和島市教育長（2018年4月〜2024年9月）
海上保安庁（2018年3月まで）

【関心事項】
シン・ウワジマ（市民と志民の「ココロまじわうトコロ・宇和島」）の探求と共創／人と社会のウェルビーイング／包摂的で持続可能な社会／宇和島スピリッツ（シビックプライド）／ソーシャルキャピタル／好奇心（自分ごと意識・当事者意識）／体験（知覚と感情の統合）／対話（自己、他者、社会・世界との対話）／関係性（相互作用）／心理的安全性