いま住んでるところは、松野町の中の「松丸地区」というエリアなのですが、地区の中に「組」があり、さらにそこから「通り」毎にも緩やかな連携があって…
という具合に、昔から綿々と続いてる繋がりの中に入れさせてもらってます。
区毎に不思議とキャラクター感があり、昔のクラスメイトを思い出したりして楽しいです。
「多分あいつっぽい感じだー」みたいな。
で、
松丸地区の我が家の通り周辺では、年二回「花の苗」がどっさり用意され、それぞれ好きなものを持って帰り、家の前の担当鉢に植えるカルチャーがあります。
シンプルだけど、やってみるとこれがとても良いです。
単純に景色が華やぐのはもちろんなんですが、公共空間に「地域で世話する対象」がいるっていうのがいいのかもしれません。
晴れた日には、水の入ったじょうろを持って、水やり散歩をしてるおばあちゃんが見れます。
水やり中のあの、話しかけやすさ、話しかけられやすさ、なんなんでしょう?
我が家の松野町行きが決定したのは、コロナが表面化する前で、来た時にはちょうどその真っ只中というタイミングでした。
これまでは、祭りをはじめ様々な年中行事がびっしりあったようですが、去年からは軒並み中止。
組ごとにあった呑み会までも、いまはなくなっています。
10年以上続いているこの「駅前通り花いっぱい運動」も、
去年からは別の強い意味も持ち始めたように、勝手ながら感じています。
松丸駅を降りて、正面の目抜き通り。
状況にめげる事なく、小さな文化に連携の精神を圧縮し、いつかの「その時」にまで継なぐ花壇。
そんなバトンリレーな景色が見れます。
松野町散策の入口の道として、ぜひ!
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