HubPLACE

吊るし雛づくりの集大成

3月5日(日)は、鬼北もも祭りです!
近永エリアでは近永駅やアエレールきほく、駅周辺の空き店舗を活用して、沢山のひな人形が展示されます。

旧あかまつ邸(現warmth)にて毎年地域の方たちと飾りを作成するのですが、今年は吊るし雛に挑戦しました。

1月6日から地域の方たちと作り始め、当初は

「お裁縫は苦手」
「針に糸とか細かい仕事はできんで!」
「みんな針仕事ならこんで」

などの意見も多数あり、人が集まるか不安でした。


まずは布を切ったり、布の組み合わせを考えたり、簡単な三角作りから、、。


そこから、「こっちの布のが映えるでしょ」「この色ならかわいいものが作れるかも」と
家に保管されていた布を持ってきてくれるようになり、更にご近所さんに声かけてくれ、日に日に作り手さんが増えていきました。

「次はこんなの作りたい!!」

さるぼぼ、椿、亀、鶯、ナス、蕪、ほおずき、鳩、うさぎ、金魚・・・
まだまだたくさんあるのですが、次々と出来ていきました。
初めはあんなに嫌がっていたのに(笑)

毎日来てくれて、「今日は新しいものに挑戦するわよ!」ってみるみる数が増えていったんです。


1月6日から始まって、平日のお昼から2,3時間。
毎日毎日作ってくれて、約38日間でその数なんと、946個!!!!
すごい数の吊るし雛が出来ました。

すごくないですか!!?!!?!!!

一つ一つ赤い紐を通していたら、みなさんの顔が浮かんできて涙が出ました。
今でも感動してしまう。

去年の桃祭りの準備中、「来年は吊るし雛作りたいなぁ」ってボヤいた一言でこんなにも協力してくれて、
今では「今後も四季折々のもの作りたい」と言っていただけたり、久しぶりにここで再会してまた交流ができたり、
「地区は違うけど、ここに来れば会えるので今後も何かやって!」と嬉しいリクエストもいただきました。


そして私が天井から吊るしたり、吊るした雛たちを纏めたりなど力仕事をしていたら、
「私もやるから貸して!!」と裁縫以外の作業もしてくれて、
危ないから私がやると断っても「一緒にやる」と力仕事まで手伝ってくれた地域のおばちゃん達。

「私は鬼北町にはお世話になったから、できる事は何でもやりたい」と。


この1か月で色々なことを教わりました。
毎日、感動して、毎日笑って皆さんと交流ができて、幸せな時間でした。


もう、とにかくもっと語りたいのですが、今年作った吊るし雛は
4月9日まで、近永駅とwarmth(ワームス)に飾られます。
是非、地域のみんなで作った吊るし雛を見に来てください!

一つ一つのつるし雛から皆の鬼北愛が伝わりますように♡

記事をクリップ

追加するグループを選択してください。

登録
キャンセル
ログインしてください
閉じる