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NPOセンターの取り組み

宇和島NPOセンターは平成30年より運営を開始し、地域の居場所づくりから災害支援まで、多様な分野で活動しています。

現場で生の声を拾い上げ、いざという時に垣根を超えた支援を行うには、平時より地域内の連携を深めておくことが大切です。


私たちは以下の取り組みを通じて、『災害に強いまち 宇和島』の形成を目指します。

1. 地域のネットワーク構築

災害体験から学び、これから起こる災害に備えて『有事に対応できる体制、顔の見える関係をつくる』ことを目標に掲げ、関係を育むための交流活動を行っています。

具体的には、

・「ボランティアバンク」を通じた地域活動
・各種NPO団体との連携イベントの開催
・牛鬼会議(市内の情報共有)

など、市民の課題解決に向けた支援、またその環境作りを行います。

2. NPO団体支援

市内で活動する団体や市民の皆さんの活動を支援することで、地域の「自助・共助」の力を向上させ、協働を目指します。

(例)
・ある団体のみでは遂行の難しい企画を、連携できる他の団体へ繋ぎ、実現を図る
・セミナーや勉強会を行い、各種NPO団体の相談対応・交流を促進

勉強会

キッチンカーイベント

3. 災害支援

被災者からのお困り事相談対応や課題の解決支援を行います。

また被災後のケアとして、当センターの吉田窓口サロンスペースを開放。
被災者と地域住民がコミュニケーションを図る場として、交流促進を促します。

具体的には、「お困りごと相談」や「茶話会」、「キャリッジ新聞(紙媒体)」の隔月発行などを実施しています。

お困りごと相談

茶話会

*「お困りごと相談」とは?
被災者からのお困り事や相談を受け付け、関係する機関へ繋ぎ、問題解消を支援する取り組みです。
特に単身高齢者の際はご自宅に伺い、行政や社会福祉協議会とともに解決を目指します。


*「茶話会」とは?
被災者と地域住民のコミュニケーションを目的としたお茶会です。
第3木曜日に当センターのサロンスペースや吉田公民館で開催し、どなたでも自由に参加いただけます。
(不定期の「お出かけサロン」では、市内各地を訪問)


*「キャリッジ新聞」とは?
西日本豪雨で被害を受けた地域の取り組みをお知らせする新聞です。
センターにて配布のほか、以下ダウンロードページよりPDF版をご覧いただけます。
https://uwajima-npo-center.jp/pages/document-download

4. 防災教育

災害の経験を防災・減災に繋げ、市民の皆さんが共助の中で自身の命を守れるよう、「BOUSAIゼミな~る」や「うわじま防災BOX」などの体験型イベントを企画しています。

*「BOUSAIゼミな~る」とは?
大規模自然災害で繋がった全国の高校生がオンライン上で交流を図り、来たる災害に備えた地域社会を形成する取り組みです。
地域や命について考え、互いの体験を学びに変えていきます。

*「うわじま防災BOX」とは?
将来起こりうる南海トラフ地震や災害に対し、然るべき備えや落ち着いた行動を身につけることを目的とした防災体験型イベントです。
パラコード作りやゲーム等を通じて防災を学びます。

5. 産業振興

西日本豪雨災害で甚大な被害を受けた市内のみかん産業を支援しています。

具体的には以下の支援です。

・被災農家のジュース販売
・園地の土嚢作成
・土嚢およびみかんボランティアの募集
・間伐材の活用&PR

以上、これからも行政や地域組織と連携しながら、人にやさしい、住みやすいまちづくりを進めていきます。

皆さまのサロンやボランティアへのご参加も、楽しみにお待ちしています。

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