「Harsha Coffee」
2024/12/1 リニューアルオープン!
「HARHSA(ハルシャ)」とはインド・サンスクリット語で「幸せ」を意味するそうです。
次のリンク先は、リニューアルオープンに向けたクラファンのサイトです。
そこに篠﨑さんの思いが表現されています。
既に目標は達成されているのですが、それはきっと共感する人が多かったということだと思います。
その「ハルシャ・コーヒー」。
少し前に、コワーキングスペース・宇和島クエストで出会った、都会から愛媛県鬼北町に移住し、鬼北町で珈琲屋のリニューアルオープンを目指す篠﨑友さんに会って話を聴いてきました。
まず、私的に刺さったことを「キーワード」にして並べてみます。
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「共感と応援の輪を広げる」
自分のストーリーや活動に共感してくれる人を大切にし、応援の輪を広げていきたい。
「応援し、応援されるコミュニティ」
地方では、人と人との繋がりが密接。困ったときには助け合い、喜びを分かち合うことができる。
「心と体の豊かさ」
ヨガやアーユルヴェーダ。
心と体の健康を大切にするライフスタイルを実践することで、本当に豊かな暮らしを実現されているように感じる。
「消費される」生き方から「創造する」生き方へ
都会では、時間に追われ、消費に重点が置かれた生活になりがち。
地方では、自分のペースで暮らし、本当に大切なものに目を向けることができる。
「他者の求めに応じる」から「自分のやりたいこと」へ
都会では、周囲の期待に応えることに疲れてしまうこともあった。
ここ鬼北町では、自分自身の心に従い、本当にやりたいことを追求する自由があるように思えた。
「当たり前」は「当たり前ではない」
地元の人にとっては当たり前の風景や風土も、都会から来た自分にとっては感動と新鮮な発見。
「地方創生は結果論」
地方活性化のための何かをするのではなく、自分がやりたいことを追求する
そのことが結果的に地方創生に繋がる。
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彼女の挑戦は、単なるお店の再生にとどまらず、「深いレベルの自分自身の願いと、自然や体、人との繋がりの豊かさ」を追求する、現代社会への静かな問いと向き合っているように感じました。
篠﨑さんのクラウドファンディングページからは、都会での生活で疲弊した心と、鬼北町での出会いや自然を通して見つけた「本当に大切なこと」への思いが伝わってきます。
都会では、常に誰かの期待に応え、消費される毎日。
自分のやりたいことを見失っていく中で、鬼北町の人々にとっては当たり前の景観や風景、穏やかな風土は、篠﨑さんにとっては心を解き放ってくれるような、感動(それは新たな価値と言っていいと思いますが…)を感じたと言ってました。
そして、珈琲屋のリニューアルという夢を通して、篠﨑さんは「ご縁」の大切さについても話してくれました。
地元の人々に応援され、またその人々を応援したいという気持ち。それは、都会では忘れかけていた温かい繋がりの力だと思います。
篠﨑さんの挑戦は、地方創生という大きな枠組みで見られることもありますが、彼女自身は「やりたいこと」、「応援」、「繋がり」の当事者意識を持てる範囲の価値を大切にしています。
彼女の「ストーリー」に共感し、応援したい気持ちを持つ人々はきっと増えてくるように思います。
それは、篠﨑さんの想いが、多くの人々の心に触れるからだろうと感じます。
「共感を推すことは、やりがい・生きがいになる」。
篠﨑さんの志に向けた挑戦は、彼女自身の「やりがい」と「生きがい」を生み出し、そして、それを応援する人々にとっても、同じように「やりがい」と「生きがい」を感じられるものになっていくのではないでしょうか。
篠﨑さんの珈琲屋は、単に珈琲を消費するだけの場所ではありません。
子育て中のママさんが気軽につどえる小あがりもある珈琲屋さんです。
アーユルヴェーダやヨガを取り入れ、心と体のバランスを整え、本当に大切なことに気づかせてくれる、そんな空間を目指しているとのことでした。
それはたぶん、現代社会において、多くの人々が求めているものではないのかという気がします。
篠﨑友さんの挑戦は、私たちに「本当に大切なこと」を改めて問いかけているように思います。
彼女の珈琲屋が、鬼北町から、心と体の豊かさを発信する場所となることを思うとちょっとわくわくしてきます。
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