最近何かと言えば、「だれもが取り残されない社会」と叫ばれています。
素晴らしい目標ではありますが、本当の意味で目を向けなければいけないところは別にあるのではないでしょうか?
たとえば、障害者を取り巻く状況はどうでしょう。
福祉制度や障害サービスはかなり充実してきましたが、ギリギリで障碍者として認められない人、あるいは障害者の中でも1・2級以外の人、つまり弱視者や難聴者はどうでしょうか?
介護を必…要とする高齢者へは介護サービスがありますが、比較的元気な高齢者、特に一人暮らしの方々の喜びのある生活や、拠り所とする行き場はあるのでしょうか?
こうした制度の狭間にある人や障害の中途半端な人、つまり黒白ではないグレーゾーンの人たちが取り残されているのではないかと感じています。
生活困窮者ばかりでなく、その少し上のギリギリの生活を忍んでいる方々にこそ目を向けるべきです。
私たちはそういった人たちへの支援のために、この度プロジェクトを立ち上げました。
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