HubPLACE

第2回研修会

会場:八戸市津波防災センター

いよいよ本格的な研修が始まりました。

今日は午前、午後ともたっぷり2時間ずつの、情報量かなり多めの研修会です。

講演: 被災地支援をかさねて ~災害時に健康と活力を守るためのアイディアの引き出しづくり~

講師: 浦野愛さん(認定NPO法人レスキューストックヤード 常務理事)

(同左)

昨年の研修会の時は青森まで来ていただき、講義をしていただいたのですが、今回は浦野さんは1月1日に起きた能登半島地震の被災地で発災直後から支援活動を続けられているため、ZOOMでの講義となりました。

浦野さんのお話は、今の能登の現状を生々しくお伝えいただいたことで、受講生は自分事として受け止めることができ、支援する側の立場と、将来起きるかもしれない被災者としての立場を想像して考えることができたようです。



《 受講生の午前の部の気づきを紹介します 》

「避難所生活を支えるため『気づく力・聴く力・整える力・つなぐ力』が必要。普段の生活の中でも意識していきたい。」
「避難所で日常的にやっていたことやできることを、役割りとして担ってもらうことが、避難所での各自の健康・災害関連死を防ぐことにつながる。」
「(行政職員の立場から)行政職員はマニュアルを見てはいるが実践できるのか?(自分は)実践できる一人になる。」
「避難所のトイレの写真を初めて見た。自分も避難所にいたら水分を控えたくなるのではないかと心配になった。トイレ掃除をできるだけやるようにしたり、一部の人だけでやることにならないようにしなければいけないと思った。」

講演: リーダーとして必要な話し合いのスキル

講師: 遠藤智栄さん(地域社会デザイン・ラボ 代表)

(同左)

午後は気分を変えてワークショップを行いながら、楽しく、そしてチョッとだけ厳しい演習で、ロジックな話し方とファシリテーションについて学びました。

学習の最後には、これから自分が(話し合いの場で)意識したいこと、工夫したいこと、そして実践したいことを書き出しました。

ぜひ、意識し、工夫し、行動に移してほしいものです。
そこから青森県は変わっていく!と言っても過言ではないと期待します!



《 受講生の気づきを紹介します 》

「傾聴ができていない。相手の話を最後までじっくり聴くように心がけたい」
「話し合いには『決めない会議』と『決める会議』があり、目的によって運営していくことが大事。」
「傾聴(聴く力)、場づくり(空間レイアウト)、時間管理が大切。」
「話し合いにもスキルが必要。」
「リーダーとして必要なスキル。」
「もう少し自分の殻を破って、積極的に行動するべきだと思った。」
「笑顔を忘れずに、話しかけてもらいやすい雰囲気づくりを目指したい。」

記事をクリップ

追加するグループを選択してください。

登録
キャンセル
ログインしてください
閉じる