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(第3回)被災地で交流する

開催2023年9月8日(金)~9月10日(日)
現地研修講師宗片 恵美子(特定非営利活動法人イコールネット仙台常務理事)
若生 彩(仙台市地域防災リーダー(SBL))

女性防災プロジェクトでは、ソーレ・県西部の両会場から計29名の受講生が参加し、9月8日から10日までの日程で宮城県の東日本大震災被災地視察を行いました。

初日の南三陸町では、「南三陸311メモリアル」でラーニングプログラム研修を受け、語り部ガイドによる旧防災対策庁舎の見学を行いました。
その後、従業員らの適切な判断により屋上に避難した約330名が助かったホテル観洋(民間)の震災遺構「高野会館」の内部を見学しました。

2日目は午前中に、在校していた児童らが適切な避難行動により全員無事であった「石巻市震災遺構 門脇小学校」を視察。
これまでの報道などで見知っているつもりであった受講生も遺構と展示物の前に言葉をなくし、生き残るための工夫を学びました。

施設内の多目的学習室にて振り返りを行いましたが、受講生の熱がこもった発表に時間が全く足りなくなるほどでした。

また、同日午後はイコールネット仙台の宗片 恵美子さまと、仙台市地域防災リーダー(SBL)の若生 彩さまを講師にお招きして、仙台市にて研修を行いました。

最終日には仙台市男女共同参画推進センター「エル・ソーラ仙台」にて視察や研修の振り返りを行い、今後の活動の計画を共にする貴重な時間が持てました。

参加者の感想

・1つの視点にかたよった考え方をしない為に男女の差なく防災について考えることが必要で、バランスを取る役目として女性の視点がほしいと思います。
・各地で活動されている女性の方々のお話を聞くたびに女性もしっかり活動に参加して行くべきだと思いました。
・実際に頭で考えるだけでなく、足を運んでみて、スケールの大きさ、映画の世界ではなく、本当に起きてしまうこと、自分ごととして考えれるようになった。

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