部屋に、「キャンバス」が現れた日。サードステップデイ、壁張り、はじまる。
先日開催された、『サードステップデイ』。 この日のミッションは、これまでみんなで組み上げてきた柱(骨格)に、いよいよ「壁」を張ること。
大人数でワイワイと進めるお祭りのような日も楽しいけれど、この日は、少人数だからこその「静かな集中」が、倉庫を包んでいました。
「こっち持ちますね」 「ビス、打ちます!」
阿吽の呼吸で進められた作業。 その成果は、確かな「変化」として、倉庫の一角に現れました。
1/4の壁が教えてくれた、未来の景色
今回張り終えたのは、壁全体の約1/4。 数字だけ聞くと、「まだそれだけ?」と思うかもしれません。 けれど、実際にその場所に立ってみると、その変化の大きさに息を呑みます。
今までむき出しだった柱や断熱材が、「石膏ボード」という滑らかな板の下に隠れました。 そこに現れたのは、ノイズのない、まっさらな面。
それは、ただの壁材ではありません。 これから棚を取り付けたり、ペンキを塗ったり、アイデアを貼り出したりするための、巨大な「キャンバス」です。
たった1/4面。 けれど、その一面が仕上がったことで、 「ああ、ここは本当に『部屋』になるんだ」 「あそこには、こんな棚が似合いそうだ」 という、未来の解像度が、グッと上がったのです。
重さを分かち合い、アジトをつくる
石膏ボードは、一枚一枚がずっしりと重い。 それを支え、水平を測り、ビスで固定する。 一人では決してできないその作業を、ボランティアさんたちと力を合わせて乗り越えました。
一緒に流した汗と、ボードの粉。 その分だけ、この壁はわたしたちにとって愛着のある「作品」になりました。
残るは、あと3/4。 キャンバスが部屋全体をぐるりと囲むその日まで。 わたしたちの壁張り(=キャンバスづくり)の旅は続きます。
手伝ってくれた方々、本当にありがとうございました!
入力内容の確認×
内容をご確認の上「送信」を選択してください。
記事をクリップ
追加するグループを選択してください。

