1月19日(木)、災害時の食や栄養に関する研修会を総合福祉センターで開催。
講師は味の素ファンデーションの斎藤由里子さん、愛媛県栄養士会の森木陽子さんが務め、市内子ども食堂の運営者や各種協議会、防災士連絡会、行政など、防災やまちづくりを推進する方々にご参加いただきました。
講演では、平成30年に発生した西日本豪雨災害を振り返って、被災地支援の現実と現場からの声、食の力を通じて人やコミュニティづくりを進めることの重要性や、災害支援における課題の整理など、実際に体験したことをベースに、次の災害に備えて今すべきことをご紹介いただきました。
参加者によるワークショップも行われ、”平時の取り組みが災害時の円滑な支援につながる” ということをテーマに、「いつも」と「もしも」の行動をグループで発表。
個人にできること、地域で協力すればできること、行政や外部団体と共にやるべきこと等、これからの活動を考える良い機会になったと思います!
同日には「こども食堂防災拠点化プロジェクト」も実施され、こちらはこども食堂支援エンターのむすびえとグランマが講演を行いました。
研修会は午前で終了し、その後のランチミーティングでは災害時の献立弁当を配布。
市の管理栄養士が考案した、”炊き出ししやすく栄養バランスも優れる食事” をみなさんに実食いただきました。
献立は日替わりで昼・夕1週間分用意してあるので、過去の支援で挙がっていた「菓子パンやカップ麺ばかりでつらい」「もっと炊き出しが充実すると嬉しい」などの要望にも応えられるのではないでしょうか。
この研修会で学んだことを各自が活かし、横同士のつながりを深められれば、宇和島はもっと強くなる気がします。
僕たちも子ども食堂の運営や防災の取り組みを通じて、”イザ” という時の基盤を固めていきたいです。
「災害に強い宇和島」の実現に向けて、これからも活動を継続していきます!
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