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(第5回)被災地視察で見た現状から、未災地の私たちがやらねばならないこと、できること

開催ソーレ会場:2024年8月24日(土) 9:30~16:30
県東部会場:2024年8月25日(日) 9:30~16:30
講師斉藤 容子(関西国際大学 客員教授)
藤岡 喜美子(一般社団法人こども女性ネット東海(CWNT)執行理事/
公益社団法人日本サードセクター経営者協会(JACEVO)執行理事)

令和6年度女性防災プロジェクト全5回の最終回。受講生が各々「被災地視察で見た現状から、未災地の私たちがやらねばならないこと、できること」について発表しました。

次に、藤岡講師から「こどもと女性目線の誰一人取り残さない次のステップの地域防災~女性防災リーダーへの期待~」と題してご講義いただきました。

東海地方で活躍する女性リーダーの活動、「なんとかする」をモットーに工夫を怠らず、問題の表面だけを見ることなく根本を探る方法など、受講生は新たな気付きと学びを得ていました。

また、受講生は本講座のゴールであるアクションプランを完成させ、発表を行いました。

防災座談会では、ソーレ会場においては、第1回講師の大野 修史氏と、山中 千枝子氏、こうち減災女子部部長谷村 景弓氏、こうちJBL松本 宏子氏、高知市地域防災推進課芝係長・二俣氏、大阪男女いきいき財団主催地域防災女性ファシリテーター養成講座2023修了生の皆さん4名(オンライン)に参加いただきました。

また、県東部会場においては、小谷 純夫氏(安芸市自主防災組織連絡協議会会長)、刈谷 誠氏(安芸市自主防災組織連絡協議会前会長)、安芸市危機管理課 千光士課長・山下主事、安芸警察署警備課 河内山係長・警備係 内田氏、安芸市消防本部 久川消防長、安芸高等学校 西本教諭らにゲスト参加いただき、意見交換・情報共有を行いました。


斉藤講師からまとめと総評をいただいた後、ソーレ館長より受講生全員に修了証が手渡されました。

参加者の感想

・一人でやれることには限りがあり、同じ方向を目指す仲間と一緒に組織で向かうことの大切さを学びました。
・女性中心の活動だからできる、細やかさやしなやかさがある支援と、その一方で積極的に一緒に活動したり、思いを同じくする仲間との繋がりから生まれる行動力。
・今回で講座を修了する自分達が、これからどのように活動をしていけばいいか、どのように続けていけるのかの参考になりました。
・講座が終わったとしても、仲間と協力しながら、さまざまなプロジェクトを行うなど、防災の活動や被災地支援を行うことが、周りを巻き込みながら継続的な防災につながると学んだ。
・本当は色々ご苦労もあろうかと思いますが、とにかく明るくパワフルな皆さんに元気と勇気を頂きました。地域によって抱える課題は違うが、どうせなら、辛いことでも楽しんでやろう!と思えました。
・受講する前の防災活動は、行政への要望や、防災講演会などへの参加が中心でしたが、受講後は、目標を決め、取り組んでいくことも具体的になりましたので、あとは、実行あるのみ。防災に関心を持ち、地域で活動されている方々と出会えた今回の研修は、内容の濃い非常に有意義な研修でした。

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