視察1日目
宗片恵美子さん(仙台イコールネット常務理事) ご講演
女性の視点が防災減災に不可欠であることをいち早くニーズ調査し、国に提言する活動を行なってこられた、女性リーダーの育成を行なってこられた、まさに先駆者的な存在です。
3.11以前から女性視点が防災には必要と活動を続け、震災後は地域でニーズ調査を継続。
・女性のリーダーが必要だとわかっているのに、防災会議委員に占める女性の割合がまだまだ低い…でも、女性も必ず入れるはず
・言い続けていかなければならない
・地域を守るための計画を男性だけに任せるのではなく、みんなでやっていくことが必要
・そのためには、日常からできることをやっていかなければ
と、さまざまな事例をご紹介いただきました。
「女性の視点」→「多様な視点」に変えて男性も巻き込みながら活動を広げているそうで、そのアイデアはすぐに生かせそうだと感じさせます。
「学んだだけではなくて今日からが本番!地域におろしなさい」との言葉が胸に響きます。
被災地見学 大川小学校
大川伝承の会 佐藤敏郎先生の講話と遺構となった大川小学校を見学。
津波に襲われた校舎で、3.11以前の街並みの写真を見せていただきました。
今からは考えられないほどにぎやかな街並みに、子どもの笑顔があふれた場所だったことが伝わります。
その現地の光景と空気の中で話を伺っていると、子どもたちの声が聞こえてきそうです。
逃げきることができなかった子どもたち。
子どもを守ることができなかった先生、保護者、周りの人々…
どれほど悔しかっただろう、つらかっただろう。
想像を絶する。言葉がでなかった。
その体験を伝え続けなければならない、と佐藤さんは言います。
・一人でも多くの人に知ってほしい
・災害が起きてから物事を決めるのは無理なんだ、だから普段から決めておかなければならない
・防災訓練が形骸化していてはなんの意味もない
・つらい思い出だけを残したいのではない
・大川小学校はどんなところ?ときかれたら、「未来を拓く大川小学校だったよ」と言ってほしい
と、私たちはこの事例を深く受け止め、伝え続けていかなければならない思いがしました。
視察2日目
足立千佳子さん(とめタウンネット) ご講演
1期に続いて、2期もとめタウンネットの足立千佳子さんにお話しいただきました。
女性の力を活かした地域づくり、女性目線の防災活動などとても惹きつけられる内容で、あっという間の3時間半!!
1期、2期の皆さんと2回もお世話になり、貴重なお話を本当にありがとうございました!
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