地域の防災力向上に向けた女性リーダー育成事業、「地域防災女性ファシリーター養成講座」第2クールがスタートします。
第1クールと同様、東北被災地への視察や、防災・減災にかかる人材育成プログラムを実施していきます。
女性や多様性の視点から、平時も災害時も安全安心に暮らせる、多様性に配慮されたしなやかな社会づくりを目指します。
要項
〇実施期間:2024年4月13日(土)~8月3日(土)全10回・土曜日/月2回程度
※5月30日(木)、31日(金)、6月1日(土)2泊3日で東北視察を実施します
〇対象/定員:女性25名
・主に大阪府内で活動している方
・子育て支援など現在の活動に女性の防災の視点を取り入れたい方
・行政関係者
・企業における社会貢献部門やBCP策定部門担当者
〇受講費用:10,000円(東北視察にかかる交通費・宿泊費等を含みます。但し一部食事代は自己負担となります)
〇会場:大阪市立男女共同参画センター中央館(クレオ大阪中央)
〇一時保育:無料(1歳~小学3年生)
障がいのあるお子さまや小学4年生以上のきょうだいがいる場合はご相談ください
〇問合せ:一般財団法人大阪市男女共同参画のまち創生協会(大阪市男女いきいき財団)
〒543-0002 大阪市天王寺区上汐5-6-25
応募締切日
2024年2月16日(金)
※書類選考ののち、面談による選考を行います
※講座での学びを経て実践する意欲が高いことを考慮し選考します
申込方法
募集期間中にメールフォームより申込または受講申込書を郵送で提出
・メールフォーム
・受講申込書 (Word|PDF)
《 受講申込書送付先 》
〒543-0002 大阪市天王寺区上汐5-6-25
一般財団法人大阪男女いきいき財団 女性と防災プロジェクト担当
事業背景・目的
「今すぐ逃げてください!東日本大震災を思い出してください!」
令和6年元日の能登半島に震度7の地震。大津波警報を伝えるNHKのアナウンサーが絶叫していた言葉です。
被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
人口減少や単身世帯の増加により防災活動の担い手は減少しています。能登半島地震でも復旧活動を担う人材不足が指摘されています。
また、避難所運営や復興の過程で見落とされがちなのが、ジェンダー平等や多様性の視点です。阪神淡路大震災や東日本大震災、今回の北陸での災害でも、性別による支援のニーズの違いや、女性の意見の届きにくさが課題としてあがっています。
災害時の困難を最小限にするためには、多様な人が地域の防災・減災に向けた取り組みを進めていくことが必要です。特に、人口の半分であり、子育てや介護の多くを担う現状にある女性の視点を取り入れることは、防災・復興に関する取り組みの基本的な考え方の一つとして、世界的に共有されています。
また、地域において、女性をはじめ多様な人材が平時から意思決定の場へ参画し、リーダーシップを発揮することが求められます。
このような背景から、大阪男女いきいき財団は、女性の活躍が災害の困難を軽減し、誰もが安心して暮らせる社会の実現をめざして、2023年、2024年で『地域防災女性ファシリテーター養成講座』を開講します。
この講座では女性のリーダーシップやジェンダー平等・多様性の視点、災害や防災・ファシリテートの基礎知識を学び、そして、避難所開設、東北視察(2泊3日)などを行います。
わたしたちが大事にしていきたいのは“仲間同士の対話”です。
ひとりひとりがそれぞれのフィールドでリーダーシップを発揮していくために仲間とともに動き出しませんか。
*本事業は休眠預金を活用した民間公益活動として、助成金を活用しています。
休眠預金活用事業「女性のエンパワメントで高める地域の防災力リーダー育成事業助成プログラム」
実行団体:一般財団法人大阪男女いきいき財団
指定活用団体:一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
資金分配団体:公益財団法人地域創造基金さなぶり
協力:大阪市市民局
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