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はじめての商品開発

蒋淵に来て取り組んだことの1つに

「お魚ジャーキーの開発」

があります~

完成時の商品ポスター

というのも

驚いたことに同じ市内でも蒋淵の存在を知らない人がたくさんいると知り、


運転中にふと

「こりゃぁなんとか改善せんとよなぁ、

まずは ”へぇ、そんなところあるんやね!機会があれば行ってみたいね↑”
あたりまで持っていけんものか~」


と思い浮かんだのが始まり。



その実現をイメージする中で、


「ん~~お土産となるような品を地場の魚で作ったら、少しは人目につくのでは?

それをメディアに紹介してもらえれば、蒋淵の認知度もきっと向上するはず!☆」


という考えに至り、0からオリジナル商品の開発に取り組むことに決めたのです~p



まぁやる前からあまり深くは考えず。(^-^)

さてそれでは何を作ろうか、ということで今度は


・地元で獲れる魚介類を使用
・常温での保存
・手頃な価格帯でお土産にも最適


を満たす商品を模索。



その結果たどり着いたのが、

「お魚ジャーキー」

だったのです。

お魚ジャーキーは簡単に言うと ”ビーフジャーキーの魚版” で、

酒の肴になるような手軽な乾き物です。

(もちろん酒は必須じゃないけれど。笑)

製造を模索中の燻製

燻製後の風さらし

漠然とした完成イメージを元に、
最初はとにかく手探りの状態で試作をくり返し。


作っちゃぁ地域の人と一緒に味見(毒見、?笑)をして、

「全然おいしくないねー」
「あっこれはもう罰ゲーム並みの辛さ」


などと、まさに ”実験” 的なやり方で
思いつくままに試してきました~

いろんな味付けをテスト

魚種&カットを変えての試作

魚と味の組み合わせチェック

それでも

・魚種はどうするか?
・味のパターンは? いい塩梅の味の濃度は??
・干すの?焼くの? これって日持ちするの??

...

等々、挙げるとキリがないほど「?」のオンパレードで。。(汗;




ちなみに試作用の魚は自ら海で釣ってきたり
地元の漁師さんにご好意で分けていただいたりと、

当初の想定に則り、地場のものを最大限に活用p

試作用に釣ってきた魚

日によって獲れる魚はバラバラ

地元の漁師さんに分けてもらうことも

最初の1年くらいは手応えを掴めない状態が続いていましたが、
それでもあれこれ取り入れ修正をくり返すうち、次第に

「魚の調達 → 捌く → 味に漬け込む → 火入れを行う → 乾燥 → …」

といった工程に落ち着き、

1度の試作に3日かけて検証する、というパターンが形成されていきました。

そして分かりそうで分かり切らなかったある時期、

たまたまプライベートで訪れた旅先にて
苦戦していた味付けのヒントを手にする幸運に恵まれ、

そこから一気に状況が好転=3



ようやく最後のピースがハマったと言わんばかりに
取り組み開始から1年半を経て、

悲願のお魚ジャーキー完成にたどり着きました~↑\(^o^)/☆★

「蒋淵の宴」シリーズ

裏面も可愛くデザイン

文字にするとなんてことないように見える、?(笑)




まぁそんなこんなで商品完成後には

隣の遊子(ゆす)地区で毎年行われる「段畑イベント」に出店者として参加し、


初めての販売にもかかわらず2時間ほどで5~60袋を売り上げる

大成功な結果も実現!★

段畑イベント(あいにく途中から豪雨で中断)

準備中の出展ブース

商品の開発段階からテスト販売に至るまで
たくさんの地域の方の協力を受け、


「オリジナル商品を作る」という経験以外に


「その気になれば何でも出来る」
「走りながら次の一手を考え続ける姿勢」


という真理に改めて立ち返ることが出来て、

初めてのことに挑戦してみてよかったなーと思いました♪

ちなみに現在は
都合によりお魚ジャーキーの販売を一時休止中です。^^;

(せっかく完成したのに、とか言わないー!笑)


試作の過程で取り組んだ

「竹炭づくり」「燻製修行」

や、


(本命を差し置いて出来上がってしまった)

「ジビエジャーキー」「燻製BBQジャーキー」


に関する試行錯誤なども、

今後適当なタイミングで記事にまとめたいと思います~p






どこの地域も

きっとこんな感じで一歩ずつ前進していくのかしらん、?

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